友引に火葬場が休みなのはなぜ?六曜と葬儀の関係を解説

最終更新: 2026年7月7日

多くの火葬場が友引の日を休場日としているのは、「友引=友を引く(連れて行く)」という語呂を避ける慣習が定着しているためです。 宗教上の教義でも法律上の決まりでもありません。 実務への影響は2つ——「友引の日は火葬できない施設が多い」ことと、「友引明けは予約が混みやすい」ことです。

友引とは? 六曜のおさらい

友引は「六曜」(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)のひとつ。六曜は中国由来の暦注で、およそ6日周期で巡ります。 本来の友引は「勝負がつかない日(共引)」という意味で、「友を引く」は後世の当て字による俗信です。 仏教とは本来無関係で、浄土真宗などは六曜を気にしない立場を明確にしています。 それでも「参列者の中に気にする方がいるかもしれない」という配慮から、友引の葬儀・火葬を避ける慣習が広く残っています。

友引でも火葬できる場合がある

  • 友引を休場日とするかは施設ごとの判断です。公営は友引休場が多数派ですが、友引も稼働する施設・地域があります(各施設の休場日は公式ページでご確認ください)。
  • 民営は友引稼働が比較的多い傾向。例えば東京23区の民営斎場は友引に営業している施設があります。
  • 「通夜が友引」は一般に問題視されません。避けられがちなのは告別式・火葬です。日程を1日ずらすだけで解決することが多いです。

どうしても友引しか日程が組めない場合、地域によっては「友引人形(お供の人形を棺に入れる)」という風習で対応することもあります(関西などの一部地域)。

実務への影響: 友引明けは混む

火葬場が友引に休むと、その分の需要が翌日に集中します。 特に冬季(死亡数が多い時期)の友引明けは、予約が最も取りにくい日のひとつです。 日程に融通が利く場合は友引明けを外す、外せない場合は早めに葬儀社へ相談する——というのが現実的な対策です。 友引と友引明けの日は火葬日程カレンダー(六曜つき)でひと目で確認できます。 詳しくは火葬場の混雑と対処法をご覧ください。

よくある質問

Q. 友引に葬儀をすると縁起が悪い?
宗教的な根拠はありません。俗信への配慮の問題なので、家族と参列者が気にしなければ問題ないというのが実情です。
Q. 友引の休場はどこで確認できる?
各施設の公式ページの「休場日」欄で確認できます。施設一覧から各施設の公式リンクをたどれます。
Q. 六曜はどうやって調べる?
一般のカレンダーアプリや手帳の六曜表記で確認できます。葬儀社は日程提案の際に友引を考慮して候補を出してくれます。

参列の持ち物を揃える 広告

急な訃報で数珠や袱紗が手元にない場合、お急ぎ便で翌日に間に合うことがあります。

※本記事は慣習・文化に関する一般的な解説です。休場日の運用は施設ごとに異なります。Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。